本隊トリオがNEVER6人タッグを奪取!
鈴木軍が来襲! 全方位に向けて宣戦布告!!
1月5日(木)、東京・後楽園ホールで『NEW YEAR DASH !!』が開催され、1.4東京ドーム大会の興奮冷めやらぬ中、各選手が激闘を展開。さらに、2017年の戦乱を予感させるビッグサプライズが起こった。
メイン(第7試合)ではNEVER無差別級6人タッグ王座を賭けて、王者のSANADA&EVIL&BUSHI組が、棚橋弘至&中西学&田口隆祐組と防衛戦。1.4ドームで新王者となったL・I・Jは、悪の連携を駆使して試合の主導権を握る。だが、本隊トリオも必死に応戦。分断に成功すると、最後は中西がBUSHIをヘラクレスカッターで撃沈。棚橋&中西&田口組がベルト奪取に成功した。
セミファイナル(第6試合)では、真壁刀義&本間朋晃&柴田勝頼&永田裕志&ジュース・ロビンソン組が、オカダ・カズチカ&後藤洋央紀&矢野通&石井智宏&ウィル・オスプレイ組と激突。それぞれが持ち味を存分に見せた総力戦は、柴田のPKでひるんだ後藤に対し、ジュースがパルプフリクションで殊勲のフォール勝ちを収め、試合後にはNEVER王座挑戦をアピールした。
すると、その試合直後、突如として鈴木軍が乱入! そして、鈴木みのるはオカダをスリーパーからのゴッチ式パイルドライバーでKO。ブーイングが巻き起こる中、鈴木は「新日本プロレス。テメーらの宝、俺たちにすべて寄越せ!」と、全方位に向けて宣戦布告を果たした。
第5試合ではマイケル・エルガン&KUSHIDA組が、内藤哲也&高橋ヒロム組と激突。昨夜の1.4ドームで内藤に宣戦布告したエルガン、そしてヒロムにIWGPジュニアのベルトを奪われたKUSHIDAは、闘志全開で猛攻を見せる。すると、内藤は二人に対して連続で急所攻撃をお見舞い。L・I・Jがダーティファイトで挽回したかに見えたが、ドラゴン・リーが救出に登場し、L・I・Jを一掃。最後はエルガンが内藤をバーニングハンマーで激勝。
第4試合では、お揃いのTEAM2000のTシャツを着用したスコット・ノートン&天山広吉&小島聡&ヒロ斉藤&チーズバーガー組が、ケニー・オメガ&バッドラック・ファレ&タマ・トンガ&タンガ・ロア& BONE SOLDIER組と対決。ノートンが往年のパワーファイトで場内を沸かせれば、チーズバーガーもコミカルな動きで存在感を発揮。しかし、BULLET軍もユニットの力を誇示するように反撃を見せる。だが、最後は小島が豪快なラリアットでSOLDIERを沈めた。
第3試合ではYOSHI-HASHI&ロッポンギヴァイス(ロッキー・ロメロ&バレッタ)組が、アダム・コール&ヤングバックス(マット・ジャクソン&ニック・ジャクソン)組と激突。BULLET 軍のトリッキーな攻撃に、CHAOS軍は苦戦を強いられるも、最後はコールがラストショットに来たところをYOSHI-HASHIがうまく丸め込んで逆転勝利。しかし、YOSHI-HASHIは試合後、ヤングバックスのトラースキック&コールのラストショットの餌食に。
第2試合では高橋裕二郎&ハングマン・ペイジ組が、ヨシタツ&ビリー・ガン組と対峙。BULLET CLUBはラフファイトを主体に攻め立てていくが、体格に勝るハンタークラブも負けじと反撃。だが、最後はペイジがライトオブパッセージでヨシタツを撃破。
第1試合ではカイル・オライリー&リコシェ&デビッド・フィンレー組が、獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク&ヘナーレ組と対戦。スピード感あふれる一戦は、フィンレーのカミカゼからリコシェがシューティングスタープレスにつなぎ、ヘナーレにフォール勝ちを収めた。